ギリギリでした!!
渋谷駅から走り、タワーレコード渋谷店の1階に着いたのは17:25頃だったでしょうか。しかしそのままストレートにはステージには行けず、いったん地下にある関係者の入口から入って、入館手続きを行わなければなりません。…とは言え、これはスムーズに終了。メンバーが待機している1階の控え口には、スタート2分前には着けていたと思います。
この時点で、まだ着替えが終わっていない藤田氏が、この場にいない…という状況ではありましたが(笑)、自分の1分後には到着し、満を持して?メンバーが揃った事になりました。そうこうしている内に、控えの扉の向こう側では、インストアライブが始まるとのナレーションを始めていて、いよいよライブスタートという流れになっていったのです。
しかし、まだ落ち着いて良い状況でした。まずライブの始めにはSE(CD『AWAKENING』の最後に収録されているものです)を流し、それを半分程流してからステージに登場という段取りを組んでいた為です。…とは言え、そんなに長い曲はではないので、うっかりしていると自分達が出揃う前に曲が終わってしまいますが(笑)、ここは溜めて溜めて登場していきたいところでした…。既に店内では拍手が湧き起こっていて、期待の高さを窺えさせてくれるものでした。そして「ここだ」という所でステージに登場、更に拍手は大きなものになり、いよいよ自分達のライブステージの幕開けとなったのでした。
勢い良く“Blow This Moment”から始め、一気に会場を盛り上げます。そう、今回のアルバムは最初から最後まで勢い尽くしで、徐々に上げて…という言葉はどこにも見当たりません。そのアルバムの世界をライブで表現するならば、やはり最初から飛ばしていくに限るのです。話しが前後してしまいますが、この日自分は前述のようにギリギリ到着になる事が分かっていたので、ステージでの楽器等のセッティングは既に頼んでおいた状態でした(楽器もこの日の午前中に事前に搬入させておきました)。この時点で自分は、セッティングされたキーボードと初対面を果たすわけですが、スタッフやメンバーの方に本当に感謝です。そしてステージ上から辺りを見回すと、沢山のお客さんで一杯の状態が目に飛び込んでくるではありませんか。
本当にタワーレコード渋谷店の1階が、沢山のお客さんで埋め尽くされていました。1階の大きな入口の外はどうなっていたのでしょうか。そこまで人が一杯だったように思います。また、1階という場所柄、たまたま足を止めて頂いた方も多かった事でしょう。今回は色々な人に見て頂けるというのが第1の目的でもあり、この状況は嬉しかったですね。そして、更にテンションを上げて演奏していきました。もうだいぶ浸透してきているのか、“Freeway”の16連射ピアノイントロで歓声が起きたのには驚きました(笑)。
全体のステージ時間は、アンコール込みで30分強…という感じでしたが、このアンコールはお馴染みの“Dance 'em All”をやらせて頂きました。やはり根強い人気曲なのだと思います。しかし今までより更に勢いが増した演奏になっていたのは、誰の目にも明らかでした。なんせドラムのタカオさんが、テンションが上がっていたのか、お馴染みの「踊ろうぜ!!」を連呼していくぐらいでしたから…(笑)。まだまだ成長し続ける曲なのかもしれません。
そしてその“Dance 'em All”のピアノソロ中に、自分は椅子の足をステージ下に落としてしまいそうな状況になってしまいました。そんなに広くないステージ一杯にキーボードと椅子を設置した故、少し動くとすぐにその場所から外れてしまった為ですが、ソロ中でしたので、その演奏の手を休めるわけにもいきません。そこで、もうそのまま椅子は諦め、ここからは立って演奏していく事にしたのでした。TRI4TH は勿論、自分がやらせて頂いているライブでもあまり見ない絵ではありますが、これが却って良かったのかもしれません。より大きな盛り上がりを感じる事が出来ました(笑)。何とも熱い時間だったと思います。こうして、怒濤の30分強のステージは終わり告げたのでした!
ここからはサイン会へと入りましたが、このサイン会の列も凄かったです。恐らく、TRI4TH 史上最長の列だったと思います。本当に有り難い事で、1枚1枚丁寧にサインを書かせて頂きました。そしてサインはこれだけではなく、売り場コーナー側の方へも移ります。ジャズ売り場である6階は勿論、今回は1階にも TRI4TH の販売ブースを作って頂いていまして、これらの看板にサインやメッセージ等を書かせて頂きました。
そして、ここで嬉しい悲鳴が起きました。なんと、6階にある分の『AWAKENING』が全て出払ってしまったとの事だったのです(右上写真参照)!…1階の売り場にある分が無くなってしまい、6階から全て持っていった為との事でしたが、こんな状況は見た事がありませんでした。勿論、後には補充される事になるものの、それだけ多くの方に注目して頂けているという事が素直に嬉しかったです。
そして再度1階に戻ってサインを書き、概ね作業が終了してきた時、このブログにも何度か登場して頂いている、ジャズ売り場担当である岩見さんが、ずっと撮りたかった写真がある…との提案を出してきました。それは、『AWAKENING』のCDジャケットに自分の顔を合わせて写真を撮るというもので、小さな流行として巷?で行われていたとの事…。せっかくメンバー全員が揃っている事ですし、まとめて集合写真で撮ってしまおう!…と試みたのですが、、、
下手過ぎです(右上写真参照…笑)!!
これは撮る側からも顔を揃えさせるアドバイスをしないと無理と判断し、急遽1人ずつの写真を撮ってみる事にしました。結果は良好で、ノリノリで全員分撮っていきましたが、最後の1人だけ【閲覧注意】な状態になっています。くれぐれも御覧になれる方は御注意下さい。
ジャズ売り場担当の岩見さん。いつも丁寧で的確、そして楽しい
ポップを制作して頂き、本当にありがとうございます!
ベースの関谷君。現在ミュージカル『RENT』のベースを担当しており、
この日は忙しいスケジュールの中で、ウッドベーシスととは思えない
巧みなステップと、激しい動きをもって演奏してくれています。
写真の出来はピカイチかと思われる(笑)、サックス藤田君。この日も
演奏しながらステージ上、そしてステージ外を練り歩き、本当にお客さんの
隅々まで存在をアピールしてくれました。今後のライブも期待です!
ピアノの自分。とにかく激しいステージが続く事が予想されるので、
そろそろ本気で体力を付けなければと思っています。“Freeway”の
ピアノイントロが、更に多くの方に浸透してほしいと思う今日この頃。
こちらも写真の出来が良いですね。ドラム担当であり、リーダーのタカオさん。
今回のCDのレーベルである Playwright に導いてくれたのは、間違い無く
この人のお陰です。これからもロックにパンクに、TRI4TH を導いて下さい!
…そして最後です【閲覧注意】
……。
……。
ギャーーーーー!!!
…以上です(笑)。これからも TRI4TH をよろしくお願いします!
☆TRI4TH のHP…http://www.tri4th.com
☆タワーレコード渋谷店のHP…http://towershibuya.jp
たくさんの人が、パワフルなTRI4THの演奏を思い切り楽しんでいる様子は、感動的でした。大成功おめでとうございます!
自然な流れでピアノソロが「立ち弾き」になったようですが、なんだか恒例になりそうな予感もしてしまいますね。
そして【閲覧注意】の写真は、新たな人類の登場?を思わせ、あたかもTRI4THの新しい旅立ちを象徴しているかのよう!??冗談はさておき、この作品の撮影を黙認している織田様の懐の深さも感じますよ。まだ10月とはいえ、今年のこのブログのベスト3には確実に入る写真ですね~。
【閲覧注意】の方は…、これが AWAKENING…という事で(笑)。
またこの景色を見るべく、更なる精進をしていきます!