この日は対バン形式となっていて、自分達はトリの4バンド目となっていたので、自分達の前に出演されていた個性的な出演者達をゆっくりと見る事が出来ました。それらの1バンド目から飛ばしていたのが、スーパー高校生と言われる、美里ウィンチェスターさん(右上写真参照)。鮮やかな赤い髪こそ印象的なものの、ギターの腕前はかなりのもので、激しい演奏や動きと共に繰り出される楽曲は正にロックでした。
そして2バンド目には、ピアノ弾き語りの上田千仁さん(左上写真参照)。こちらは打って変わって?透明感のある光景が広がり、ピアノの良さを全面に引き出すかのような歌い方でした。曲で情景を感じさせるというのは素晴らしい事だと思います。その後の3バンド目には、今年の1月に彬子さんとの新年会ライブ〔2015年、アッコとアイの新年会ライブ参照〕でもお世話になった清水愛さん(右上写真参照)。今回はギター弾き語りでのスタイルではありましたが、バックバンド演奏時以上のパワフルな歌声を聴かせてくれました。9月3日(木)には御自身のワンマンライブが渋谷 JZ Brat であるとの事で、成功を祈りたいと思います。
さて、自分達の出番がやってきました。これまで、何バンド目…という言い方こそしてきたものの、皆さん弾き語りの方達ばかりでしたので、バンドスタイルとなる自分達は今回でどちらかというと異色だったわけですが、彬子さん自身も既にワインの力も手伝って(笑)テンションも上がってきており、とにかく明るいライブにはなりそうでした。
今回、演奏者の殆どはお馴染みのメンバーでしたが、ギターに三浦駿介君を加え、新たな風を吹き込んでいきました。堂々とギターを弾くスタイルは頼もしい限りでした。今回用意したのは全部で7曲で、40分ステージという割りには、かなり盛り込んでいった感じは否めませんでしたが(笑)、徐々にお客さんとの一体感を掴んでいって、あっという間に時間は経ってしまったように思います。曲の流れも考えつつ、ダイナミクスもいつもより増してお送りしていった感じもありました。自分は久し振りの彬子バンドでの演奏でしたが、やはり感覚というのは覚えているもので、その呼吸感が心地良かったものでした。
更に今回は新曲も用意しました。“You Are The One”という曲で、途中にはコーラスの部分が用意され、その部分はお客さんにも歌って貰い、更なる一体感を目指します。ギターの三浦君はボーカルもやっているというので、そのコーラスの先導っぷりは有り難かったものです。聴きやすい曲なので、今後もやっていくかもしれませんね。
さて、全7曲をやり切ったところ、予想以上に拍手が鳴り止まず、このままノープランのままアンコールへと傾れ込むのですが(笑)、考えるに考えた結果、彬子さんのピアノ弾き語りを行う事になりました(右上写真参照)。何の準備もしていない中で挑戦したようですが、その感じが逆に聴き応えを与えている雰囲気にもなり、何だかんだで良かったように思います。ワインが醒めてなければ良かったですが…(笑)。
こうして、久し振りの彬子さんのバンドでのライブは終了しました。こうしたイベントへの出演というのも久し振りだったので懐かしかった感覚もありつつ、やはりオリジナル曲を取り上げるバンドは良いですね。それぞれの空気感があり、カラーがあります。それを今でも手伝える事が出来るというのに感謝しつつ、また次に繋げていきたいと思いました。どうもありがとうございました!
☆彬子さんのブログ…http://ameblo.jp/akiranochikara/
☆吉祥寺 Star Pine's Cafe のHP…http://www.mandala.gr.jp/spc.html