当初は夜だけの予定でしたが、実はライブ日の2ヶ月前には早々とソールドアウトになってしまっていました。有り難い事でしたが、この時点で、まだまだ来たいと言ってくれるお客さんが沢山いらっしゃたのも事実で、急遽同じ日の昼にもライブを入れさせて頂いたのでした。この日の夜は銀座 No Bird にて予定していましたが、昼間は同じ銀座のまじかなで行い、この2店舗はとても近距離に存在しているのですが、結果的に昼夜2公演となったのでした。しかも、それぞれで2ステージずつ行いましたから、事実上4公演は行っている事になると思います。…流石に大変でしたが、どちらのお店も多くのお客さんにお越し頂き、充実した時間を過ごせたと思いました。少し振り返ってみたいと思います。
銀座まじかなは久し振りの出演になりましたが、ここでは自分はキーボードを使っての出演となりました。No Bird に比べるとアットホームな雰囲気があり、恐らくステージ上での空気感も No Bird とは異なるものがあったと思います。これらは選曲にも反映されていて、昼と夜とでは趣向を変え、どちらかというと昼間は明るく、ノリノリな雰囲気に対し、夜は落ち着いた、大人な雰囲気…とでも言いましょうか…。オリジナル曲を含め、曲の選択肢は沢山あるので、様々なカラーでステージを行う事が出来るのも自分達の魅力とも言えましょう。
そして、この日のドラマーは木村創生君にお願いしました。自分とは久し振りの共演ではありますが、創生君自身は Tsumuzi 君のバンドでサポートするのは今回が2回目との事でした。しかし既に Tsumuzi 君の難解な曲が頭に入っている感じがあり、とても2回目とは思えぬ程の一体感を作り出してくれていたように思います。これまで何度も言ってきたように、Tsumuzi 君の楽曲は変拍子を中心に練られており、リズムだけを見ると少し難しいように捉えられてしまうのかもしれませんが、その時はメロディを重視して聴いて頂きたいのです。こういったメロディを奏でたいから、リズムはたまたまた変拍子になった…という感覚が大事で、そういった側面で見て頂けると、とても自然に聴こえてくる時があり、“難解”という考えも無くなってくる事でしょう。個人的には、本編終了後に起こる「アンコール!」の掛け声が、いつか「ア・ン・コ・ウ・ル・ア・ン・コ・ウ・ル…」と、5拍子っぽく自然発生してくれたら面白いなと思っているくらいなのですが…(笑)。
そして、そのまま夜の部の No Bird へと移動しました。曲も一部を組み替えて、こちらだけのセットリストでお送りしていきました。こちらは大人な雰囲気を交え、たっぷりと演奏に集中してお送りした…という感じだったでしょうか。時間的にも、こちらの方が若干長めに演奏した気がしますが、自分もグランドピアノになり、より豊かな音色で勝負していけました。演奏中の写真はありませんが、ライブ後のメンバーの集合写真を見れば(右上写真参照)、充実した時間を共に過ごせていた雰囲気が伝わるかと思います。
早朝のレコーディングから換算すると、ここまで演奏しっぱなし…という感じは否めず、更にこれは前日の〔TRI4TH、結成9周年記念ツアー、ファイナルライブ!〕から続いているような感覚があったので、怒濤の24時間…と言うに相応しい状況ではあったのですが、実はまだ終わりではなかったのです…。このまま自分は恵比寿に移動するのですが、続きは次回のブログ記事という事で!
☆Tsumuzi 君のHP…http://tsumuzi2013.wix.com/ernestocielorecords
☆銀座まじかなの(ぐるなびの)HP…http://r.gnavi.co.jp/kt1zj7cr0000/
☆銀座 No Bird のHP…http://www.no-bird.com