・2009年…〔竹内大輔の写真日記(~2009)、西仲美咲バースデー・ライブ〕
・2010年…〔西仲美咲バースデー・ライブ〕
・2011年…〔西仲美咲バースデー・ライブ2011〕
・2012年…〔西仲美咲、東京ツアー(2012.4.12~4.14)〕
・2013年…〔西仲美咲、東京ツアー(2013.4.11〜4.12)〕
・2014年…〔西仲美咲、東京ツアー(2014.3.22、4.9〜4.11)〕
そして今年の2015年で、自分は7回目の参加となりました。今後も続いていくのは必至と言われていますが、今回は学芸大学の珈琲美学でのライブの1本に絞っていたのが特徴でした。そして、ギターの平岡遊一郎さん(右下写真参照)を加えたトリオ編成でお送りしたのも目新しかったと思います。左下写真はトリオ…というわけではありません。西仲さんの昔馴染みの方でございます(笑)。
自分は平岡さんとは今回が初めての共演でしたが、共通の知り合いは多く、そこに西仲さんが組み込まれるのも、もはや時間の問題だったような気もします。既に西仲さんは平岡さんと一緒にライブを行っており、そこは確かなギターサウンドでの楽曲が展開されていた事と思います。平岡さんは、どちらかと言うとギターをベースのようにも操り、リズムを刻んでいくように演奏をするタイプなのだそうで、そうなるとピアノの役割と言えば、ハーモニー等を展開させたり、メロディの間を音で埋める等の飾り付けをする部分が多くなりそうです。勿論、これはあくまでも基本の形なので、演奏中に例外のパターンが生まれる事もありますが、後は耳で聞きながらその場で対応…という感じでしょうか。しかしこれは、曲を演奏する上でごく当たり前のように行われる役割分担でもあるのです。そこが半ば即興的な判断で行われるのが、ジャズらしい特徴とも言えるでしょうか。
曲は、自分も今までやった事のある、言わばお馴染みの曲を中心にやっていきましたが、平岡さんのアレンジが加えられた曲も幾つかあり、新鮮な気持ちで演奏に臨む事が出来ました。特に何度も弾き慣れた“てぃんさぐぬ花”や、西仲さんオリジナルの“Makes Me...”は、本当に少しだけのアレンジが加えられた程度だったのですが、演奏者側として、随分と印象が異なって向き合う事が出来ました。アレンジする人が変われば、その曲への印象も変わるという事の、良い例だと思います。
そして、今年も例によって?サプライズ方式でバースデー演奏を披露させました♪…ただし今回は、たまたま珈琲美学にフライヤーを置きにきていたボーカルの市川愛さんに、突然のお願いながらバースデー・ソングを歌って貰う事にしていて、これには西仲さんも驚いた様子でした。少しいつもとは変化を付けた、なかなか楽しい時間になったように思います。
そんなこんなでバースデー・ライブは今年も無事に終了。新しいサウンドも探求しつつ、今後も楽しみな思いで終えられた1日でした。それにしても、そもそもギターとピアノでのトリオ編成という自体、自分は久し振りにやらせて貰ったのですが、今まで以上に楽しい時間を過ごせたと思います。以前にも何度か言った事があると思いますが、楽器の役割として、ギターとピアノは伴奏という面で近い部分があり、同時に存在する時には、お互いの役割分担を考えながら演奏しなければなりません。勿論それは非常に遣り甲斐のある事なのですが、色々と大変な部分がある事も見逃せません。しかし今回は、本当にストレス無く打ち込めたと言いますか、自然にお互いの弾く部分を弁えて演奏に打ち込めたような気がします。久し振りという事もあり、ちょっとは自分も成長出来たのかもしれませんが(笑)、良い発見でした。また今後に生かせたらと思います。…というわけで、誕生日おめでとうございました!
☆西仲美咲さんのHP…http://misakinishinaka.com
☆学芸大学珈琲美学のHP…http://www.coffeebigaku.server-shared.com
特に「Cavatina」はギターの音色が印象的でした。
市川愛さんは、竹内さんとも共演していたと記憶してますが、私は
お聴きしたことがなかったので、とっても貴重なサプライズでした!
アンコールの「大村御殿(耳切坊主)」では自分の深いところが
完全に子守唄に寝かしつけられた状態の、それはそれは安らぎの時
を過ごさせていただきました~。
ここまで参加させて貰えるとは思っていませんでしたが(笑)、
来年、また再来年とどうなっていくのか、興味は尽きません。
また同じように、皆さんと一緒に笑顔で過ごせたらと思いますね。