今日は、自分の母校である立教新座高校(当時は立教高校)ジャズ研究会の定期演奏会(ここでは“Spring Live”)なるものを見に行ってきました。自分は現在、この母校である高校のジャズ研究会に、月1回くらいの頻度でコーチをしに行っていて、ライブが行われる時にはなるべく顔を出すようにしているのですが、やはり出来というものは気になるもので、毎回内心ドキドキしながら聴かせて頂いております。
場所は、新宿にある Someday というジャズのライブハウスを借り切って行われていて、最近のジャズ研究会では恒例の場所なのだそうですが、この日自分は昼間に別の仕事が入っており、13:30には開演していたものの、顔を出せたのは15:30過ぎという時間になってしまいました。ライブは16:30までやっているとの事だったので、最後がセッション・タイムだとすると、もう殆どのバンドが出揃ってしまった時間帯ではありましたが、何とか最後の2つのバンドは見る事が出来ました。
…いやー、それにしても渋かった渋かった…(笑)。高校のジャズ研究会…というと、自分の時がそうだったという理由もありますが、どちらかというとフュージョンを中心に演奏しているイメージがあり、いわゆる4ビートのジャズというのは表に出てこない感じの位置付けでした。しかし、この日の曲目はどうでしょう。いわゆるスタンダードと言われる“The Days Of Wine And Roses”や、“There Is No Greater Love”、更に“Moanin'”や“Memories Of You”等をやっており、極め付けはバラードの“Django”という曲までやっていたのです。“Django”なんて、歳を重ねていって初めて、良さが分かるくらいの曲だと思っていたんですけど…よく高校生という歳でこの曲と出会ったな…という感じでしたね。いやー、渋い…。
今回のライブは全体的に渋い雰囲気が漂っており、自分が全てを見られていないせいもあったのですが、派手に盛り上がる曲というのが少なかったような印象でした…。まあ、これはこれで良いのかもしれませんが、せっかくライブなのですから、どこか弾けてしまうくらいのパワーも見たかったなあ…という感じもありました。
それでも皆上達しているのは確実で、自分はコーチを務めてから約1年になるのですが、最初とは比べ物にならないくらい“音楽”というものになっていますし、また、バンドとしての絆も、強い物が出来上がっているような気がしました。
願わくば、更にジャズらしく!…という感じでしょうか?…もちろん、皆ジャズの曲を色々と挑戦しているのですが、ジャズに最も必要な“即興性”というものは、まだまだ遠慮している感じが見受けられます。自分は現在2年生を中心に教えていて、来年度からは彼等も最上級生である3年生になり、そして新たな1年生も入ってきます。この先どうなるのか予想は出来ませんが、また新たなステップを積んでいってほしいと思いますね!
そして驚いた事に、今年は立教高校のジャズ研究会が、創設30周年を迎えるのだそうです。自分と同い年だった事にも驚きでしたが(笑)、こんなに長く、歴史がある部活動だったというのも意外な感じでした。…という事は、来年度は何かしらのイベントをやりたくなりますよね。これも何かの縁という事で、自分も出来るだけ協力していきたいと思います。ひとまず、今日はお疲れ様でした!
☆新宿 Someday のHP…someday.net/index2.html
この日のリハーサルは4時間半と、自分達にしては長めに(笑)時間をとりまして、それこそじっくりと音を合わせていきました…。つまりはオリジナル曲が中心になっていくわけですが、中には久しぶりの曲もあったので、それこそ確認作業は大事になります。
まあ、最初こそ音合わせは、若干ぎこちない部分もあったのですが(あれ!?指が動かない!なんて思ってしまった事も…笑)、最後の方には順調に合わせていけた感じでしょうか。これは本番が楽しみになってきますね。
また、今回は久しぶりに新曲も用意しました!…ただ、少し自分的に、勢いで書いてしまった部分もあり、殆どノープランで皆の前に提案してしまったわけですが(笑)、それでもメンバーの意見を合わせてアレンジを進めていける等、何だか身になるリハーサルになったと思います。ますますライブが楽しみではないですか!
★2月7日(日)外苑前 Z・imagine
Open…18:00~、1st.…18:30~、2nd.…20:00~、
Charge…2700円(ドリンク別)
Member…(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫、(Ds)佐々木俊之
…というわけで、そんな本番はもうすぐ目の前まで来ています。前にも言いましたが、今回のライブ・スタート時刻は18:30~と、いつもより1時間程早めに始まりますので、どうぞお気を付け下さいませ!…それでは、どうぞよろしくお願いします~!